16 .網走〜斜里〜根北峠

 AM8:40アニマの里を出発。網走刑務所前を通過して斜里に向かう。斜里でガソリンを補給しこれから向かう根北峠に備えて休憩をとる。

 根北峠はFUNKYの定番コースで最初に走ったのは1985年、それから殆ど毎年走っている道である。毎年毎年走るごとに短く(時間)なっていく根北峠の前後約34kmのこの道は、FUNKY北海道ツーリングには欠かせない存在になっている。

 越川の商店の前を通過し、左側にパーキングが見えると道はハミ禁の黄線が始る。緩やかに坂を登り始めると左に白いドラム缶を門柱にした越川温泉入口が見える。

 黄線が白線に変わった所がスタートラインでGO!!AM9:49:29、一気にスピードが上がる。スタートラインの左側路肩にスクーターが1台止まっていて、我々のルマン式スタートシーンを驚きの目で見送っていた。YZF750SP、99R1、98R1、400RRーSP、400RRの順でスタート。最初750SPが引っ張る。全車一団となってコーナーをクリアーしていく。スタートして直ぐ路面の白線が消える。アスファルトが新しくなってまだ白線が引かれていないようだ。センターラインの無い道は道幅がつかめず走りにくい。最初、この道を走るのが初めての98R1が少し離れるが直ぐに間を詰める。再び白線が現われると先頭の750SPは最後尾に下がり400RR−SPが先頭に、2番手に98R1、99R1、400RR、750SPの順になる。

 峠までの後半部分はヘァーピンカーブもある中速コーナーが続くのだが、ここで逃げたいモードに入っていた400RR−SPの前に2台のバイクが現われる。2台は一生懸命走っている様だが、スピード差があまりにもあったため追い越し体制に入るがヘァーピンコーナーに差し掛かってしまい、しかたなく後ろに付く。カーブを抜け、いざ追い越しとなった時トラックと乗用車に追いついてしまった。この間に先頭750SP、99R1,98R1、400RR−SP、400RRの隊列に戻し、そのまま峠まで走しる。

 峠をAM9:54:30に通過、見通しのきく場所でトラックの前に出でる。下りの大きなRを幾つかクリアーして行くと舗装工事中のため片側通行になっていてる。全車スローダウンしシケーンをクリアーする。真っ黒い新しい舗装路は何か滑りそうで慎重な走りになってしまう。

 道は、下りの黄線が終わると長い直線のアップ・ダウンを繰り返す高速ゾーンに突入する。まず先頭の750SPがスピードアップ、それに99R1、98R1が続くが、一つ目の下りの底で98R1のスピードが乗らないのを見た400RR−SPは、登りですかさず98R1の前に出る。400に抜かれた98R1は驚きそして頭にカッチンコ。コシャクナ400。大きく右にカーブしながらギヤを一つ落した98R1は、R1のプライドにかけて400RR−SPを抜きにかかる。二つ目の下りで98R1はその圧倒的パワーで一瞬にして400RR−SPを切り捨てる。二つ目の登りを走る先頭の前に1台の大型トラックが現われる。3つ目の底でトラックに追いついた先頭、2,3番手は一気にトラックを追い越す。4番手400RR−SPは追い越しをかけようとするが、坂の頂上付近に差し掛かってしまい追い越しを断念、M氏思わず天を仰ぐ。クソー!! ヘルメットの中の叫びが聞こえる様だ。坂を登りきってトラックの前を覗き込むM氏。しかしこれから先はこのコース最大の超高速右コーナー、先が見えず追い越しが出来ない。深くバンクしながら走り去る先行3台を見ながらヘルメットを上下に大きく振ってジタンダを踏むM氏。長い右コーナーが終わりトラックの横の出たM氏の見たものは、長い直線の先を走る小さな点3つ。その瞬間M氏の今年の根北は終わったのであった。もう追いかけるのを止めたM氏の右手は緩み、左手は左の膝に置かれたまま左コーナーに入っていく。それでも後ろに付いていた国内仕様の400RRのスピードメーターは数字の無いところを示していたのである。

 先頭はスピードを落し後続の来るのを待ち、後続2台は川北温泉入口を過ぎたあたりで先行グループに追い着く。

 この根北コースの第三ステージ、平坦な直線コースに突入。またまた先行3台と後ろ2台の間隔が空くが、さっきの様な差にはならずに走行する。先頭は前を走る車を追い越そうとするが対向にバイクを発見、バイクであれば追い越しは可能と判断し追い越して車の前に出る。しかし2番手はバイクが行き過ぎるまで追い越しを待ち先頭との間が空く。ゴールの開陽台入口を、5台並んで右折するが2番手99R1が少しオーバーラン、しかし何事も無くコースに戻り全車無事ゴールする。
 AM10:03:01


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