| 22. 幌加温泉〜糠平〜然別湖〜扇ガ原展望台 | ||
| 幌加温泉発AM8:26。天気は、昨日に引き続き晴れ今日も雨の心配は無さそうだ。 出発しようとエンジンを掛けようとした400RRのエンジンが掛からない。昨日からの持病がだいぶ進行しているようだ。こんな時は幌加温泉に備え付けのエンジン始動装置を使ってエンジンを掛ける。まず、メインスィッチをON、次にチョークレバーを引きギヤをセカンドに入れクラッチを握る。両足で地面を蹴って玄関先からバイクを移動させ坂を下る。少し腰を浮かし勢いがついたらシートに腰を落すと同時にクラッチを繋ぐ。 これでも始動しない場合は右に旋廻しさらに下の坂道を使用する。この始動装置を使用しても掛からない場合はエンジンに問題があると思われるので点検をする事。以前セルモーターが故障した時もこの始動装置が活躍した事があった。充電系やセルモーターなどに故障が起きた場合、バイクを留める場所を坂の上や高い所に留める様にすると、バイクを押すことなく楽にエンジンを掛けられる。そうすれば、いざと言う時に汗をかかないで済むのだ。 国道273号線に出て左折、いつもの順番で一昨日走った道を逆に三国峠に向かう。朝一なので車も少なくゆったりとしたペースで走行する。峠の登り口にある大きな右コーナーで黒い乗用車に追付く。そしてそれは車の下から突然我々の前に現われた。先頭車は間髪をいれずに右に進路を変えそれを避け、後続も左足を上げて後ろに合図を送りながら右に逃げる。危なかった。危うく青森の猫接触事件の二の舞いになるところであった。 何とそれは北キツネの屍であった。この道路ではよく野生動物の交通事故犠牲者目撃するが、これだけ頻繁に見ると言う事は年間に相当数の犠牲が出ていると思われ人間社会の犠牲となっている野生動物達に哀悼の意を表したい。南無阿彌陀仏!!アーメン!!それにしても前を走っていた黒い車、普通北キツネが道路左側中央に横たわっているのを発見したら右か左に避けると思うが、左右の車輪の間を通すとはいい腕をしている。おかげでこっちは突然の北キツネの襲来に肝を冷やす事になってしまった。自分の事だけでなく後ろの車両にも気を使った運転をしてもらいたいものだ。 三国峠着AM8:36。ここでM氏とバイクを交換、M氏は750SP、自分は400RR−SPに乗って糠平に向かって今来た道を引き返す。三国峠発AM8:40:00。 頭は99R1、続いて98R1、750SP、400RR、400RR−SPの順で走り出す。例の橋の手前からR1コンビがスピードアップ、初めてのバイクで慎重な走りのM氏との間隔が少し空く。高速のワインディングから白樺の森の中の道に変わる頃には750SPとR1との間もつまってくる。三股の集落を過ぎ先頭は更にスピードを上げるが、M氏もバイクに慣れてきたのか離されずにピタリとR1をロックオン、後ろ2台の400との間が空く。M氏もこの試乗で大排気量車のパワーを感じとっていたようだが。自分も400RR−SPに初めて(長い距離)試乗したが、標高の高い(1,000m前後)この道では低、中速のキャブセッティングが少し濃い目の感じであったがそれは帰ってからリセッティングするとして、高速のパワーは明らかにSTD400RRとは違うパフォーマンスをみせていた。先頭は糠平手前でペースダウンし後続を待ち糠平に入る。 34.3kmの三国峠〜糠平間をいつに無く速いペースで走り糠平に到着するAM8:53:30。ここでM氏とバイクを交換するため停止するが、M氏は慣れないバイクのためサイドスタンドが出せずフリーズ状態。すぐに駆けつけスタンドを出してバイクを交換し然別湖に向かって出発、糠平発AM8:56:10。 糠平から幌鹿峠を越えて然別湖に至る道は、前半は小さなRのコーナーが続く低・中速のワインディングの登りで、後半は原生林の中を走る中速コーナーの続くワインディングである。登りに入ってすぐ750SPが最後尾に下がり400RR−SPがトップに立つ。99R1、98R1、400RRがそれに続く。先頭に立った400RR−SPは、絶好のステージを得て逃げに逃げた。 今までの高速ステージでの鬱憤を晴らすかのようにコーナーに突っ込んで行く。それを追うR1コンビはさすがに有り余るパワーと重い車体を持て余し、付いて行くのがヤットの状態。道はステージ後半に入りスピードが上がる。絶対的なコーナーリングスピードに勝る400RR−SPはR1をジリジリと引き離し始め、そのまま然別湖畔の狭い道まで走りきった。このステージではR1も万能では無いことを露呈したが、一方リッターマシンが4OORR−SP+M氏のパッケージングに大きく離される事なく走りきってしまった事に自分は驚きを感じる。R1恐るべし。 この道を初めて通ったのは1985年のFUNKY2回目の北海道の時で、その時は然別湖から糠平に抜けたのだが、快調に原生林の中のワインディングを走っていたら峠部分はまだ工事中で、突然現われた砂利道に結構いいスピードで突っ込み怖い思いをした記憶がある。 糠平〜然別湖間22.7kmを走って然別湖着AM9:13:00 然別湖前広場にて。ステージ勝者のみが座る事を許される。 イヤ、年寄りをいたわる若者達の図?。 この然別湖にはオショロコマという魚がいて岸辺に餌を求めて集まってくる。この魚の刺身は大変美味しく湖畔の食堂で食べられるので、一度ご賞味される事をお勧めする。 然別湖発AM9:32:15。ここから扇が原展望台までの道は湖畔沿いの道にトンネルが完成し新しい道も出来ていて道幅が広がり、だいぶ走りやすくなった。 糠平〜然別湖間の走りの確認をタイヤの減り方で見るM氏。 扇が原展望台着AM9:37。 400RRを切り返そうとしたT氏が何故かバイクを左に倒してしまう。何とか堪えているところにP氏が駆けつけ事無きを得る。さすがに若いT氏もワインディングの連続でだいぶ足に来ていたようだ。 この扇が原展望台は目の前に広々と広がる十勝平野を望み、その向こうに日高の山々がそびえ立つ雄大な景色を見る事ができる。 ここのパーキングは傾斜が付いているため←この写真の方向にバイクを止めないとサイドスタンドが使えない。 扇が原展望台発AM9:49。 次ページ |
||
|