26. 富良野〜桂沢湖〜夕張〜苫小牧

 富良野から国道38号線に入り間もなく国道453号線に抜ける新しく出来た道路に左折。この道は富良野と札幌を最短距離で結ぶ道として使われており、バスや乗用車の交通量が多い。道は新しく道幅も広くて走りやすい道なのだがいかんせん車が多すぎる。453号線に出ても状況は変わらず車の流れに乗って走る。


 桂沢湖から国道453号は左折して夕張に向かうが、車の大半は札幌に向かうため岩見沢方面に直進する。我々は左折して国道453号線を進む。PM2:12:30、以前この道を通ろうとして左折したが4〜5km進んだところで砂利道になり引き換えしたことがあった。今回峠付近の一部を除いて舗装が完成したとの雑誌の情報を得て夕張に向かう。交通量は殆ど無く道も新しく道幅も広い快適な道であるが、初めての道であり砂利道の場所も分からないため慎重に走る。15km走って峠の砂利道が現われる。先ほどのれいちゃんの砂利道を思い出しいやな予感。もう砂利道はたくさんだと思ったが数百メートル程しかなく一同安堵する。砂利道を通過し750SPが最後尾に下がり99R1、98R1,400RR−SP、400RRの順でスピードを上げていく。この道は、中・高速コーナーと短い直線が上手くミックスしFUNKYの北海道定番コースに入るであろう楽しい道であった。


 まずR1、2台が逃げる、すぐに400RR−SPが追いかけ400RRも追うが400RRは次第に置いていかれる。98R1は集中力が切れたのか遅れはじめ99R1と400RRーSPの一騎打ちになる。この道の後半はRが大きくなり直線も長くなってR1有利の状況になるが、400RR−SP+M氏は全力で99R1を追いかける。M氏は今まで十数年間鍛錬してきたライディングテクニックと400RR−SPの全てのパフォーマンスを発揮し、逃げるR1を追ったが最後まで射程距離内に捕らえる事は無かった。このスペシャルステージは廃墟となった炭鉱町で終焉を迎え、先頭はペースを落して後続を待った。


 PM2:31:30、桂沢湖からここまで34km。夕張ダムサイトで全車合流し夕張市内のコンビに入る。バイクをパーキングに止めると99R1のP氏はM氏に駆け寄りスペシャルステージの走りを興奮気味に語り始める。快心の走りであったのであろうP氏とは対象的にM氏の心の中に何か得体の知れない何かが芽生え始めていた。それは何だったのか。北海道から帰っきて3週間後、それは形となって我々の前に現われたのであったが、これはまた別の話。


 高校生でごった返すコンビニで休憩をとった後、紅葉山で国道274号線を右折、川端から国道234号線追分に向かう。追分で国道234号線を左折し苫小牧駅前にある100円寿司を目指して走る。PM4:20苫小牧市内に入る。信号で止まった我々に、隣の車線に止まったワゴンRの中から若い女性2人が手を振る。これを知ったP氏発進すると同時にまたまたウイリーをカマス。この男、女性と見るとウイリーする条件反射をもったパブロフの犬のような男である。


 苫小牧駅前の100円回転寿司は、FUNKYは十数年前から幾度となく訪れている行きつけの回転寿司である。この店のお上さんは行く度に「うちはズゥート100円でやっている。」と強調するするのだが、そろそろ経営が厳しくなってきたのか、いつもサービスで出てくるカニ入り味噌汁が出てこない。帰りのフェリーが苫小牧東港から乗るようになったので、今後この店に寄ることも少なくなると思われる。


 苫小牧駅横のデパートで北海道土産を買う。北海道土産も観光地で買うより、大きなデパートで買った方が有名で良質な物が揃っていて間違いが無い。お土産を買って大きくなった荷物を背にPM5:10苫小牧を発って、秋田行きフェリーが出る苫小牧東港に向かう。


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