28. 苫小牧東港〜秋田(新日本海フェリー)

 この新日本海フェリーの船は東日本フェリーの八戸〜と苫小牧間を結ぶフェリーより一回り大きいようだ。ロビーも広く設備も豪華だ。我々は秋田行きと指定された2等客室に納まったのだが、客室には我々を除くとほんの4〜5人の客しかおらず3ブロックに分かれた客室の1ブロックは我々の貸切状態であった。1人ずつ枕と毛布はセットされておりサービスの良さは東日本フェリーとは比べものにならない。それでもって料金も八戸〜苫小牧間より560円、室蘭〜青森間より310円安いとなればもう東日本フェリーには乗れません。フェリーを降りてから秋田まで走るガソリン代と高速代を考えるとその差は、歴然です。新日本海フェリーさんよくも秋田に寄航する様になってくれました。

 北海道の無事を全員で乾杯した後、各自自由に時間を過ごす。

 写真右側のS氏は、初めての北海道に最初戸惑いを覚えていた様だが、日程後半になると今までどうしても直らなかった足先の方向やマシンホールドの甘さが自然に改善され、北海道を走った事により確実にヴァージョンアップされたようだ。


 
この事からもわかる様にようにFUNKY北海道ツーリングは4日間の集中ライディング講座になっており、あらゆる条件の道を走る事によりそれぞれのライディングスタイルの欠点が露呈し、それが必要に迫られて改善されていくというプロセスをたどり各自のポテンシャルの向上を確実に図ることが出来るツーリングなのである。


 やはり若い順に寝ていく法則は健在で、T氏が最初に眠りに着く。T氏は今回2回目の北海道であったが、パワーが一番劣るFZR400RRでカメラ車を務め、常に全開走行を強いられ人一倍疲れたことだろう。


 この写真の男
は、今回のメンバーの中で2番目に若い20歳代ギリギリの御仁で、今見る夢はキット桂沢湖〜夕張間のスペシャルステージで快心の走りをしている自分の姿、R1に乗ってまだ4ヶ月であったが北海道最終日でR1のポテンシャルの一端を発揮する事が出来た満足感からか早々に眠りにつく。









 翌朝、フェリーは予定通り秋田港に入港しAM8:09に下船し秋田の地に立つ。400RRのエンジンは今朝も愚図ってなかなか掛かろうとせず始動に苦労するが何とか始動。日に日に始動性が悪くなっている。もう一日北海道の全開走行が続いたら400RRのエンジンは終わっていたかもしれない。このフェリーでは最終手段として下船用のスロープを始動装置として使用可能である。最悪エンジンが始動しなくても埠頭にバイクを置いて後に取りに来れば良いので、バイクが故障した場合でもこのフェリーに乗ってしまえば秋田に帰れると言う安心感は大きい。




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