2002. 4.28 FUNKY 1st.Touring


Report by Ryuta
秋田⇒見三内国道13号出羽グリーンロード国道105号南外村大台峠東由利町国道107号前郷

由利原高原仁賀保高原矢島笹子国道108号松の木トンネル横堀国道13号稲川町増田町

三平そば(昼食)上畑温泉(入浴)⇒
浅舞国道107号雄物川町大森町出羽グリーンロード南外村

出羽グリーンロード国道13号岩見三内宝川 モト ワークス ヒラタ  走行距離 400km
 今日は朝から気持ちよく晴れて雨の心配はいらないようだ。集合時間のAM8:00には全員集合して秋田を出発する。宝川から岩見三内を通過して国道13号から出羽グリーンロードに入るが、2002年最初のグリーンロードとあって慎重に走る。

 今回の参加は4名、20代から50代まで各世代からの1名づつの参加となった。誰がどの年代に属するかはご想像にお任せするが、参加者は下記のいつものメンバーである。

   
    K氏  YZF−R6
       P氏  YZF−R1
       m氏  YZF750SP
       R氏  FZ750


 今回2番手はP氏、カメラ車はK氏にお願いした。私はn氏からFZ750を借用し新しく装着したフロントブレーキのテストを兼ねての参加となった。このFZ750のタイヤは前後共NEW、フロントブレーキパッドもNEWの状態で、今回のツーリングはタイヤ&パッドの慣らしと今年の走り初めの緊張感で始った。

 もう35年以上バイクに乗っているが、毎春久しぶりにバイクに乗る時はバイクの走り方を忘れてしまっていないかと心配になる。しかし1時間も走れば少しづつ走りを思い出し、2時間もすれば夢中になってライディングを楽しんでいるのだから、だからバイクはやめられない。



 南外村から大内町羽広に抜け国道105号東由利町の道の駅に向かう。大内と東由利の間にあるトンネルを抜けてコーナーを幾つか抜けると前方から突然残雪の真白い鳥海山が目に飛び込んできた。この道は今まで幾度と無く走っているが鳥海山を見た事が無かった為新鮮な驚きであった。鳥海山は秋田市からも見えるのだから東由利から見えて当り前なのだが、コーナーを抜けると予想だにしていなかった真白い鳥海山、感動してしまいました。

 道の駅でトイレ休憩をとる。パーキングには我々より先にBMW2台が停まっていたが、BMW乗りの見本の様なライダーと共に我々より先にパーキングを出て行った。



 m氏が先日このパーキングに立ち寄った時、左の写真の中央奥のベンチの横に当然の様にバイク(KAWASAKI車・車種は不明であるがカスタムされたピカピカのバイクであったと言う。m氏KAWASAKI車に疎い)を止め、タバコの吸殻を地面に投げ捨てる男を発見してしまう。

 m氏、カッチンと来てしまいました。日頃からライダーのマナーの悪さを気にしていたm氏、すかさずベンチのライダーに眼を飛ばす。KAWASAKIライダー、m氏の眼光の鋭さにいたたまれなくなったのかKAWASAKIのエンジンを始動する。リプレイスマフラーから吐き出されるその排気音は、周囲にいた大勢の人々の視線を集めるのに充分な音量であったと言う。


 さっそうとバイクに跨ったライダーは、何を血迷ったかパーキングに降りずに人々が沢山いるベンチの裏を回ってトイレと建物の間を通って走り去ったを言う。その行動がまたm氏の怒りを倍増させてしまったのである。


 そんな話を聞きながら休憩Timeは過ぎてゆき、私は出発の為FZ750のエンジンを始動する。するとFZのサイレンサーからはブォーンと結構な排気音が吐き出される。この借用バイク、乗っている自分でも煩く感じてしまう程の排気音の持ち主であった事を忘れていた。回転を上げずに早めにシフトアップしてm氏から離れてパーキングの出口でm氏を待つ。

 道の駅を出て国道107号を本荘方向に走る。子吉川沿いを走る107号の対岸の崖には山桜が咲いていて春の景色が美しい。
 本荘市に入って間もなく左折して前郷に出るが、国道108号に出るのを間違えて前郷の街中に入ってしまった。前郷の町並みは古くからの建物が残っていて昔の田舎町のたたずまいを残した落ち着いた町であった。数分のミニ観光を終えて国道に出て由利高原鉄道の踏み切り手前から左折し東由利原に向かう。

 この頃になるとFZのフロントブレーキに当たりが出てきてブレーキが利くようになってきた。タイヤも一皮剥けてグリップ感が出てきたのでペースを上げてみる。


 15年以上も前のこのバイクのフロントには、当時流行になっていた16インチホィールが嵌っており、軽快過ぎるほど軽いハンドリングをライダーに提供している。

 差し当たりコーナー手前でブレーキングを終了してバイクをバンクさせアクセルを開けて行くとバイクは曲がっていく。このセオリーを守りさえすればこのバイクは楽しく走れそうだ。間違ってもブレーキをコーナーまで引き摺ってはいけない。現代のバイクと違ってバンク時のブレーキングはバイクが立ちアンダーが強く出てコーナーの外側にはらんでいってしまうからだ。

 東由利原から西に折れて西目のコロニー入口出て仁賀保高原への登り口に向かう。ここで後続を前に出して後を追う。

 あっという間に3台の姿は視界から消えて行くが、しばらく走るとm氏のYZF750SPの後ろ姿が見えてくる。トラブルかと心配するが止まる事も無く走っているのでそのまま後ろに付いて走行する。

 先行車は約束通り四角井戸溜池で待っていた。白く輝く鳥海山をバックに写真を撮影し休憩をとる。ここでK氏がビデオカメラの電源ジャックがカメラから外れてビデオが止まっているのを発見してしまう。どこで外れたかは定かでは無いが、コロニーからのP氏の華麗なる走りが撮影されていない可能性が高いと思われる。残念、無念!! ですなPさん。


 仁賀保高原の土田牧場に向かう。仁賀保高原の登りは2車線ではあるが道幅は狭くトリッキーなコーナーが多いのに今日は車が多く追い越しに気を使う。ここでもm氏のペースは上がらず前の2台と離れて走っている。


 今日も土田牧場は人々で賑わっていたが、相変わらず駐車場は砕石が敷き詰められていて走りづらい。サイドスタンドもめり込んでしまう状態で、何とかしてください土田牧場さん。

 ここで美味しいと評判のソフトクリームを食するが、昨年北海道ナイタイ高原牧場で食べたソフトと比較するとコクが無くアッサリ目の味でナイタイの方が美味いとK氏と意見が一致した。P氏は小腹が空いたとソーセージを焼いたのを食するが、熱々のソーセージをフーフーした拍子にトッピングされていた胡椒を吸い込んでしまい大いに咽る。何かしらやらかしてくれるP氏である。


 ここでm氏の不調の原因が明らかになる。昨晩m氏は何故か寝付かれずに睡眠時間が1時間程度で頭が冴えずこの様な状態での全開走行は危険と判断、セーブモードで走行していた模様である。自分の体調を判断して走り方を替えるとは無駄に年月を重ねていないm氏である。

 昨年から仁賀保高原には風力発電の巨大な風車がたくさん回っているが、上り坂の向こうで風車が回っていると風車の中に飛び込んで行くようで気持ちが大変よろしくない。

 仁賀保高原から一旦金浦方向に降りて、仁賀保に出てまた仁賀保高原に上って来るコースをとる事にする。

 海側から仁賀保高原に登ってくる道は大分前から造られているが工事が進んであと少しで完成しそうな所まで来た。この道路が全線完成すると秋田では珍しく大きな深い弧を描きながら登ってい行く北海道の岩内からニセコに登る道に似たコース(距離は短いが)になると思われ楽しみだ。

 しかし完成すれば交通量は増えるし、峠小僧が集まって来るのは必至で今より楽しく無くなるかもしれない。



 ここでデジカメのムービーでの撮影を行う事にする。撮影場所を選定し打ち合わせを行っていると、m氏やにわにバッグの中から大好物の粒あんグッティー(アンパンにマーガリンが入った食品で、レンジでチンして温めて食べるとより美味しく食べられると言う。)を取り出し食べ始める。この粒あんグッティー、m家に於いては高カロリー食品に指定されており通常食べてはいけない食品(m家ではダイエット事業が進行中)なのだが、ツーリングの非常食として購入が許可され持参したもので、m氏の体調を回復するために登場したものであった。

 カメラを三脚に固定してバイクがやって来るのを待っていると、遠くからアクラボビッチの三重奏がだんだん近づいて来る。先頭がコーナーから飛び出して来たと思うとアットいう間に近づいて来て、そして去って行った。目をつぶっていれば、ここがサーキットであるかの様に思ってしまうレーシングサウンドが辺りに響き渡り、そしてそれが遠くに小さくなって消えて行った。普段、地上でFUNKYの走りを見る機会は無いため、このある種異常な状況を見てしまった私は思いました。このような状況は長く持続してはいけないという事を。一般の人から見た場合、一瞬であれば驚くだけだがこの状態が継続すれば不快と感じるであろう事。通常、FUNKYでは同じ場所を往復する事は有りえないのであるが、今後同じ場所を走る時は一往復半までとします。

 三台が走り去った後、即座に撤収し急いで後を追う。走り出してスピードが上がるとパタパタと何かがヘルメットを叩く。急ぎ過ぎてヘルメットのあご紐を締めるのを忘れてしまったようだ。高原に上がってからバイクを停めあご紐を締めたのだが、他のメンバーは何故停車したのか分からずけげんそうな顔をしてこちらを見ている。あご紐を振って状況を説明する。

 仁賀保高原を下り矢島の花立に向かう。

 南由利原を過ぎると我々の前に庄内ナンバーのKAWASAKI W650が現われる。膝を大きく開き上半身に緊張みなぎる後姿は、糊で固められた様に微動だにしない。戦時中にタイムスリップした様なスタイルで、車の後にピッタリ付いて走りを楽しんでいるようだ。W650の前には車が2台いてここで追い越すのには無理がある。この先の長い直線まで追い越さずに後ろに付いて走る事にする。この時後ろの皆さんは、何時追い越しても良いよう追い越し体制をスタンバイしていたという。どうも皆さんは私がバイクに追い着いた時、<前のバイクを絶対に追い越さずにはいられない症候群>で有るとお考えのようである。直線に出た先頭は、皆さんの期待通りにW650と車1台に爆音を浴びせて一気に抜き去ったのであった。

 花立から矢島方向に下り矢島スキー場方向に曲がって直ぐ左に曲がるのだが、思わず直進してしまいUターンするはめに。ここからフォレスタ鳥海までの道は、結構スピードがのるコースなのだが車が所々に停車していていまいち乗り切れない。フォレタ鳥海手前の交差点が、一時停止の方向が変わっていて思わず行き過ぎまたまたUターンするはめに。FZ750は現代のバイクよりハンドル切れ角が大きく、Uターンがし易くて助かった。

 国道108号に出て笹子にあるJAのGSに向かう。K氏のR6は仁賀保高原で既にリザーブモードになっていたそうだが、笹子のGSまで220km走ってガソリンを補給する。

 R1−12L弱、 FZ−13L、750SP−14L強、 R6−16L弱のガソリンを各車のタンクに注ぎ込む。あの走りでR1の18km/L近くの燃費は立派と言うべきだろう。R6のK氏は今回から走り方を高回転をキープする走りに替えたため燃費が悪かったようだ。600で1000ccと同じように走れば燃費が悪くなるのが当然だが、走り方でもう少し燃費は改善すると思われる。省燃費走行という走り方が存在するのだがその話はもう少し後に取っておくことにする。

 GSで人車共に休憩を取って、FUNKYではSASAKIトンネルと呼ばれる松ノ木トンネルスペシャルステージに備える。

 今日のSASAKIトンネルはいつもより車は少なかったのだが、トンネルの入口でタイミングが悪く車に追付いてしまった。トンネルを出るまで車の後に付いての走行になってしまい、このトンネルがこんなに長く感じたのは初めてでいつもの3倍の長さに感じてしまった。

 トンネルを抜けて車をパスし一気にペースが上がるが早々にm氏がペースダウン、逃げるR1のP氏をR6のK氏が追う。まだm氏は本調子ではないようだ。m氏が突然ペースダウンをしたためその状況を判断していてP氏と離れてしまったK氏、R6のタコメーターを15,000rpmまでキッチリ回しラムエアーシステムを使用してP氏を追う。ミラーの中で急激に大きくなるR6の姿に、危機感を感じ取ったR1のタコメーターの針も跳ね上り、更にペースアップして逃げる。しかし直ぐに道幅が狭くなりスペシャルステージは終了してしまったのである。今日のSASAKIトンネルは、皆さん欲求不満の状態で終了してしまいました。次回走行予定の今年最終ツーリングで、またSASAKIトンネルでお会いしましょう。


 国道13号に出てから稲川町を通って増田町を目指す。増田を抜け東成瀬に向かって進み途中から右折して上畑温泉の真ん前にある手打ちそば三平に向かう。

  国道から直ぐだと考えていたのだが、これがなかなか遠かった。山を越えれば皆瀬村と思えるほどの距離を走って到着した三平そばは、こじんまりとした小奇麗な建物でそこに建っていた。

 この店の名前<三平>は、増田町出身の漫画家 矢口高雄氏の代表作<釣りキチ三平>から付いた名前と思うが確認はしていない。



 もうPM1:30も回ってすっかり腹を減らしたメンバーは、ヘルメットを脱ぐと直ぐに店内に入る。地物の直売所も兼ねた店内は、手前が直売所で山菜等が並んでいる。仕切りの後ろ側が食事処となっていて、入口の横の部屋では地元のお母さんと思われる女性が蕎麦を打っていた。


 注文取りのお嬢さん?に、ざる蕎麦の大盛りを4つ注文する。K氏はトイレに行っていていなかったが、お櫃のお代わりを頼むほどの彼のこと、大盛りで文句はあるまい。大盛りで750円(消費税込み)は、この近辺の相場では安い料金設定であると思う。


 しばらくして我々の前に運ばれてきた手打ちそば大盛りは、赤いお盆に載せられ山菜のコゴミの胡麻合えとガッコが添えられていた。そばの量は大盛りとうたいながら普通盛りの蕎麦屋が多々ある中、結構大盛りで量に不足は無い。お嬢さんは蕎麦を運んだ後直ぐに蕎麦湯を持って来る。蕎麦屋さんはこうあるべきでしょう。普通は食べ終わる頃に持って来るところが多いが、結局こちらから頼まないと持って来ないところが多い。P氏、早食いの本領を発揮して早々に蕎麦をたいらげ蕎麦湯の入った器に手を伸ばす。三平の蕎麦湯の入った器は小ぶりで、蕎麦湯の半分をP氏が消費してしまう。結局後の3人が蕎麦湯を飲むには充分な量は既に無く、蕎麦湯のお代わりをお嬢さんに頼む事になってしまった。



 手打ちそば三平の蕎麦は、コシが強く良い味をだしていると思うが、蕎麦の香りがもう少しあってもいいかなと思う。しかし、皆瀬村や鳥海町の蕎麦と比較しても遜色無い味で、私の中ではそばつゆを含めた総合評価で手打ちそば三平をトップにランクしたい。

 今回の食事で一番印象に残ったのは三平そばではなく蕎麦に添えられていたガッコであった。

 秋田の県南地方は美味しい漬物が有ることで有名であるが、今回食べた多分大根の漬物と燻りガッコは絶品であった。今まで食べたどんな漬物より美味かった。

 一夜漬け風の白い漬物(大根だと思うが、カブかもしれない。聞くのを忘れてしまった。)は上品な甘さが有り美味い!! ガッコの追加をお願いしたがこれは量が無いため却下された。

 左の写真の燻りガッコは、普通の燻りガッコと色と艶が大きく違う。細かく切られた燻りガッコは水々しく艶っぽい姿をしており、燻り方が普通より少ない様で色が薄い。これにトッピングされ生姜の微塵切りが絶妙な味のハーモニーを奏でる。美味い!!  ありがたい事に、燻りガッコはお嬢さんから特別に無料で提供していただき食べることができた。このガッコを売り出せだ絶対に売れるとお嬢さんに進言しておいたが、このガッコは増田町の町興しをも可能にする力を持つと思うのだが。

 ガッコは自家製で単体では販売していないため、ここに来ないと食べられないとの事。また食べに来てくださいとお嬢さんに言われてしまった。
















      後ろ姿はお嬢さん


 久しぶりに満足した昼食を終え、今度は温泉である。お嬢さんに向かいの上畑温泉のことを聞く。上畑温泉は、手前の日帰り温泉施設と川を渡った奥にある宿泊も出来る施設とが有り、日帰り温泉施設はお風呂が一つで料金200円、奥の施設は大小のお風呂が沢山有り露天風呂も有るという。しかし奥の施設は料金500円であるという。FUNKYメンバーは迷わず料金200円の方に行くことを決定して三平を出る。




 これが日帰り施設ゆ〜らく、右の道の奥に宿泊の出来るさわらびがあ












 ゆ〜らくは三平の真ん前でM氏はバイクを押して行くという。これもダイェット事業の一環なのか知らないが、後の3名はエンジンを掛けてゆ〜らくに行く。


 ゆ〜らくは小奇麗な施設で従業員の方の感じも良くこれで200円、お買い得です。

 お風呂は広くはないが清潔感があって気持ちが良い。お湯は無色透明で温度は42℃、従業員の方が温度計でチェックしていて管理がゆきとどいている。ボディシャンプーは備え付けてあった。





 風呂から上がっていつもの様に水分&アイスクリーム&スモーク補給をする。M氏は立て続けに煙を吐き出す。バイク乗車中はニコチンを補給出来ないため、どうしても停車中のタバコの本数が増えてしまうようだ。

 睡眠不足はM氏のはずであったが、マッサージ椅子に100円も入れずにガリバーのように183cmの体を横たえたP氏は、時間になってK氏に起されるまで完全に熟睡していた。起されなければ朝まで寝ていたかも、とはP氏のお言葉。P氏2番手走行に結構神経を使ってお疲れだったかも?

 午後4:00上畑温泉を出て秋田に向かう。増田、十文字、浅舞を通過して雄物川町に差しかかった時、どうしても抑えられない衝動に駆られてしまった。蕎麦湯、アイスクリーム、アクエリアス等水分の補給が過ぎてしまったのかタンクが満タンになり警告を発してしまったのだ。そこで昨年のツーリングで止まった事のある雄物川町のマックスヴァリューを思い出し緊急停車をする事にする。今回、走り出す前の水分放出の鉄則を忘れていた。反省します。

 大森町から出羽グリーンロードに入り南外の直線に差し掛かる。直線前のコーナーで車をパスして直線に出ると珍しく直線はクリアーな状態であった。ここでFZ750のパフォーマンス確認のためスロットルをワイドオープンにしてみる。メーターは確認しなかったが車体にウォッブルが発生していた(FZ750はあるスピード以上になると車体がゆっくりと揺れ始める。当時としては普通の現象で特に異常ではない。)ので○00km/h以上は出ていたと思うが、私の右側をR1と750SPがアットいう間に抜き去って行く。パワーの差は如何ともしがたい。それでもこのFZ750、後輪で100PS近く(エンジンで115PS以上)出ているのだが。


 出羽グリーンロードをP氏を先頭にM氏、K氏が駆け抜けたのだが、M氏には新たな問題が発生していた。

 M氏のフロントタイヤは今日の走行でスリップサインが出てしまうほど急激に磨耗してしまったのである。M氏の履いている ミシュラン パイロットスポーツ はタイヤが磨耗してくるとハンドリングが大きく変化する傾向にありハンドリングの激変に苦労していた。しかしそこはベテランのM氏、前のP氏に遅れる事無くP氏をロックオンし続けたのである。

 因みにM氏のフロントタイヤは5,500km以上使用されており、M氏の走りでこれだけもてば長寿命と見るべきであろう。

  均等に磨耗した パイロット スポーツ





 秋田到着PM6:00、400km走って無事帰って来ました。 モト ワークス に到着すると、今日仕事の関係で参加できなかったS氏が車に乗って待っていた。ビデオを観て今日を振り返りながらしばし談笑し解散となった。P氏は早く夕食を食べなければならない事情があったためか、上の写真には写っていない。

 2002年始めてのツーリングは、天候にも恵まれ美味しい物も食べられたし、走りも充分楽しめた。次回のツーリングは、津軽半島 竜飛埼 経由 八甲田 となっている。





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