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     2005年 7月 3日(日) 4th.ツーリング


   美味しい物も走りも、お腹いっぱい堪能した
           570kmのツーリングとなりました。

                    
Report by Ryuta   

▼ コース

秋田⇒出羽グリーンロード⇒南外⇒十文字

⇒岩井川⇒石淵ダム⇒愛宕⇒衣川

⇒厳美渓 
郭公だんご⇒栗駒⇒花山

⇒鳴子⇒赤倉温泉⇒大石田

次年子 昼食 七兵衛そば⇒真室川⇒

雄勝峠
⇒院内⇒秋ノ宮⇒河原毛

泥湯温泉 入浴⇒小安⇒須川⇒国道342号

⇒岩井川⇒十文字⇒雄物川町⇒大森

⇒南外⇒出羽グリーンロード⇒国道13号

⇒大張野⇒岩見三内⇒宝川⇒


モト ワークス ヒラタ
 走行距離 570km

南外 佐藤商店前


いつもの様にM氏の講習会?

◆天気予報は晴れ
秋田の梅雨入りは例年より大幅に遅れようやく6月末になって梅雨入りした。週間天気予報では雨の予報が出ていた日曜日の天気も、前日の土曜日には降水確率が10%に変わって安心してベッドに入った私だが、朝起きて早速天気を確認する。

快晴とまでは行かないが青空が大きく広がっており梅雨の季節としては文句の無い天気で、今日は雨具を着る事は無さそうである。

私が店に到着してみるとU氏の隼、K氏のR6、N氏のGSX−Rが既に来ており、後はM氏のR1を待つばかりである。私も直ぐにGSX−Rを出し仕度をしM氏の到着を待った。

しかし、出発時間の6時になってもM氏は現れなかった。何回か遅刻の実績を持つ私と違って、M氏が時間に遅れた事は殆んど無かったと記憶していたので、彼は直ぐに来ると私は考えていた。

6時を5分程回ったところでM氏の携帯を鳴らしてみる。暫く呼んだ後M氏は出た。彼は既に外に居てヘルメットを被りメガネを嵌めようとしていたらしい。待っているので直ぐに来る様に伝え電話を切る。M氏は集合時間を6時半と勘違いしていたようである。

6時20分 M氏が到着、直ぐに出発となった。今日はK氏が二番手、M氏を殿に指名して走り出す。今回私はGSX−RのタイヤをFUNKY初登場の METZELER RACETEC に換えて参加していた。タイヤの皮むきは終わっていたが、新しいタイヤの感触を確かめながら走る。

朝一番の走りは、まだ脳が半分眠っている事もあり、走り始めは無理をせずそれなりのペースで宝川、大張野、出羽グリーンロードといつものコースで南外の佐藤商店まで走る。


◆NEW タイヤ

私はRACETECの空気圧を皮むきの時より少し落として来たが、グリップ感、ハンドリング共にフィーリングが良くなっていて、今日の空気圧が正解であったようだ。

今回、M氏もMICHELINのNEWタイヤを履いて来たのだが、彼の場合は空気圧が少し高くグリップ感が不足していたようで、M氏は後に空気圧を少下げて調整していた。


◆リッターバイクの速さ

南外から大森に抜ける出羽グリーンロードには長い坂の直線が在る。今回そこを世界で一番パワーウエイトレシオが小さい(ストック状態)と言われるGSX−Rに乗って走った私の感想は、何とも速すぎてよく分からないと言うのが本当の所だ。

南外方向から行くと結構な上り坂なのだが、GSX−Rの加速は人間の(私の)許容を超えており全開には出来なかった。高性能バイクは、個人それぞれのレベルで楽しむべきものなのであろう。

今年ここに並んだバイクの顔ぶれは
大きく変わった。


新しく精米所が出来ていた旅の駅。
◆久しぶりの国道397号
大森、雄物川町、浅舞、十文字、増田と走って東成瀬の岩井川に在る旅の駅にバイクを停める。久しぶりに此処にバイクを停めたのだが、新しく精米スタンドが出来ていた。農家は米の乾燥機は持っていても、精米機を持っていないと言う事なのだろうか。そう言えばこの精米スタンド、田舎の方で多く見かける気がする。

岩井川のいつものGSで早めにガソリンを給油しようとしたらお休みであった。手前のGSは営業していたようだが、戻るのも面倒なので厳美渓のGSまで我慢する事にして出発する。

旅の駅を出て国道342号と分かれ一年ぶりの国道397号に入る。此処から県境までの道は登りのヘアーピンカーブが続く楽しい道なのだが、路面状況が悪くうねりや段差が多く走っていても楽しくない。

この道を私が初めて走ったのは1980年頃だが、その当時から基本的に道路改修(登り始めに有るシェルターは新しいが)は行われていない為、路面は補修のパッチワークだらけだし、四輪の走り屋さん対策のペアーピンカーブごとに有る横縞も気になってアクセルが開けられない。

それにしてもヘアーピンカーブごとに付いているブラックマークは路面全体を覆うほどで、結構な数のドリフト族がいるようである。この山奥にドリフトを楽しむ若者が沢山いるとは考えられず、皆さん何処から来て走っているだろうか。

私が先頭で県境まで走りトンネルを抜け岩手県に入る。此処からつぶ沼まで広くは無いが二車線の長いワインディングロードが続く。引き続き私が先頭で石淵ダムを目指す事にする。

石淵ダムサイトのパーキング。胆沢ダムが
完成すれば此処も湖底に沈む事になる?


酷使されたリヤブレーキディスクは薄っすらと赤く変色していた。これはディスクパッドの材質によるものなのか良く分からないが、こうなったのは私のGSX-Rだけだった。


山を越えて岩手県に入ると、
雲行きが怪しくなってきた。

◆勉強させられる道
県境から石淵ダムまでの道は、左側が山(焼石岳)右側が谷(胆沢川)になっていて、山肌に沿って細かなワインディングが延々と続く。今回工事は行われていなかったが、法面が崩れる事が多く道路に岩が落ちている事もたまに有る気を抜けない道である。

秋田県側から行った場合、基本的には左のブラインドコーナーと幾らか先の読める右コーナーが10km以上続く。コーナー間はストップ&ゴーの連続で、ブレーキにも負担が大きくバイクにとっても厳しい道である。

この道を今回私はトルクの大きなGSX−Rで走ったのだが、以前に乗っていたTZRと比較すると何と楽な事か.。ビックバイクの有難さを痛感してしまった。TZRの場合、コーナー手前で2〜3つギヤダウンを強いられるが、GSX-Rの場合ギヤを一つ落とせば充分な立ち上がり加速が得られ、コーナーに進入する際の操作が少なくて済む為コーナーリングに集中出来るのだ。

しかし、いくらトルクが有るとは言え昔のリッターバイクでは今回の様に走れなかったのも確かで、今回私は最新軽量スーパースポーツバイクの実力の高さを痛感した次第です。

TZRと比べ格段に走り易く楽しく走れた私だが、この道の性格上ガンガン行くと言う訳には行かなかった。左のブライドコーナーは勿論、見通しが比較的良い右コーナーでもコーナー部分に水が流れている事が多いこの道は、コーナー毎に細心の注意か必要なのである。

つぶ沼で一旦停止して後続を待ったが、待つ間も無く全員が揃い石淵ダムのパーキングに向かう。つぶ沼〜石淵ダム間は道幅が狭く路面状態も悪いのでゆっくりと走ったが、胆沢ダム建設による付替え道路工事がだいぶ進んでいて、昨年は無かった大きな橋脚が出来ているのが見えた。

この道が出来れば石淵ダムを通らず一気に愛宕に出られるので、此の辺の道路状況は一変する事になるだろう。


◆天気が怪しい

石淵ダムサイトのパーキングで休憩を取る。秋田県側はあんなに天気が良かったのに岩手県に入ったら雲が低く垂れ込めており、今にも雨が降り出しそうな天候である。路面は乾いてはいるが嫌な予感する。


◆ワインレッドな・・・

皆さんのタイヤをチェックしていたK氏が、私のGSX-Rのリヤディスクが赤く変色しているのを発見する。連続するストップ&ゴーでリヤディスクが焼けて変色したものと考えられるが、私はこの赤く輝くブレーキディスクを見たのは初めてあった。

紫黒く焼けるのはよく見るが、このワインレッド風の色合いが綺麗でこのまま色が変わらない事を祈っていたら、次に止まった時ディスクを見てみると普通に白く輝いていて赤い色は消えていた。  残念!!

時間はまだ9時になったばかりで、此処から厳美渓まで30分掛かるとしても早過ぎて郭公だんごが開店しているかどうか心配になったが、その時はその時と岩淵ダムを出発する。一旦付替え工事が完成している道路に上がり
そしてまた降りる。昨年と付替え道路の状況は変わっていないようで、全線完成するにはもう少し時間が必要のようである。

愛宕に有る信号の所を右折、衣川に向かう。そう言えば信号の先にGSが有ったのを思い出したが、厳美渓までガソリンは持ちそうなのでそのまま走る事にする。衣川までの道は見通しが効くコーナーが多く、私は走りの練習をしながら走ってしまった。

衣川から南又川の上流に向かい柳沢ダム横を通過、餅転から国道342号天王に出て厳美渓に向かう。この辺りから霧雨が落ちて来て空もいっそう暗くなって来た。ヤバイ・・・!

づんだ&栗入りみたらしセット 850円


あんこ&ごま&みたらしセット 300円


以前来た時は無かった腰掛けられる席が作ら
れていたりして、店内も微妙に変わっていた。


対岸の東屋の間を行き来する籠。
これに載せて団子が東屋に運ばれる。


店内には女性のポートレート写真(多分お客さん)がずらりと飾られていたが、これは店主の趣味なのかな?


建物の外観は以前と変わっていないようだ。
◆久しぶりの郭公だんご
いつも利用する厳美渓のGSで給油。秋田から210km位走って私のGSX−Rには12.7L入った。燃費は16.5km/L程度であの走りにしては まぁー まぁーであった。同じGSX-Rに乗るN氏は16L以上のガソリンを消費し、燃費は14km/Lを切っていた。この燃費の差の原因は分かってはいるが、何とも大きな差ではある。

GSスタッフの彼にこの天気は何時からか聞いてみると、朝からこんな感じであったらしい。「今日は晴れる予報が出ていたんですけどねぇ・・・。」と彼は申し訳なさそうに言っていたが、君のせいじゃ無いですから。

全員給油を終え、郭公だんごまで戻る。先ほど前を通った時、人が並んでいるのが見えたので開店しているのは確認済みである。建物の並びのパーキングにバイクを停め店内に入る。向かいに有った駐車場の数が増えていて、郭公だんごの駐車スペースは以前より増えているようである。

時間が早かったせいかいつもは混雑している店内にお客は疎らで、我々は直ぐに席に着く事が出来た。早速私はづんだ&栗入りみたらしの850円セットとあんこ&ごま&みたらしの三本セットを注文する。

すると店員のオネイさんは、メニューの850円のセットを指差して「これは量が多いのでは一人では食べきれないですよ。
とアドバイスしてくれる。私は二人で食べるから大丈夫とオネイさんに告げ、代金を払って席に着く。私には強い味方がいるのだ。私がN氏と半分づつにしたのは言うまでもない。

セルフサービスのお茶を飲みながら団子をいただく。ここの餅はムチムチとしていていい感じなのだが、この餅の柔らかさは1時間程しか持たないのでお土産にする場合は気を付けたい。

ここの団子はどれもくどくない上品なお味で美味しいのだが、今回皆さんに好評だったのは枝豆をつぶしたづんだであった。私はこれまで食べた経験からづんだをそんなに好きでは無かったのだが、今回のづんだは豆の臭みも無く絶妙の味で大変旨かった。皆さんにも自信を持ってお勧めしたい逸品である。

店内の様子はビデオ編集機器が並んでいるのは変わらなかったが、以前来た時に無かった女性客のポートレート写真が軒下に沢山並べられていて、店主の趣味が少し変わって来たのかもしれない。


◆路面は完全なウェットへ

美味しい団子を堪能して外に出てみると霧雨が降っており路面も濡れていた。予定ではここから栗駒山の宮城県側五合目に在る鏡平に登る事にしていたが、行っても雲の中で何も見えない事が予想され、宮城県の鳴子に直行する事にする。

雨は雨具を着るほどではないが、しっかりと革を濡らしていた。しかし革の中に浸みてくるほどの降りでは無く、私はそのまま走り続けた。霧雨程度では革のスーツの中まで濡れる事は少なく、私はこの先山形県に入れば雨が上がると読んでいたので雨具は着ない判断をする。

厳美渓の裏を抜け宮城県栗原市栗駒に向かう。霧雨は次第に強くなり路面は完全なウェットに変わった。栗駒の街手前から細倉マインパークに抜ける道に入る予定だったが、どうしたわけか私は入り口を見過ごしてしまい栗駒の街中に入ってしまった。

しかし、少し遠回りにはなったが道としては間違ってはおらず問題は無かったのだが、私としては何回も通っている細倉への道を見過ごしてしまった事にショックを受けていた。私も歳だな・・・。

細倉、花山を通り国道47号鳴子温泉に出ると、霧雨も上がり空も曇ってはいるが明るくなってきた。鳴子でトイレ休憩を考えていた私は、トイレを探しながら走っていたが、道の駅も無くトイレを発見出来ないまま鳴子温泉を通り過ぎてしまう。

鳴子峡入り口近くでトイレを発見したのだが、発見が遅くれ入り口を通り過ぎてしまった。この先にもまた有るだろうとそのまま進んでしまったのだが、結局山形県大石田のセブンイレブンまでトイレを発見出来ず、私の尿タンクは満タンになったままだった。


◆山形県はト・゙・ピーカン

山形県に入り赤倉温泉まで来ると路面は完全にドライで青空も一部見えて来る。今日は朝から東風が強く吹いていたが、今日の天候は奥羽山脈の東側はオホーツク海高気圧から噴出す冷湿な北東風(やませ)の影響で天気が悪く、反対に奥羽山脈の西側は天気が良い梅雨時に有りがちな天候のようである。

雨の上がりゆっくり国道を走っていたら、N氏は睡魔に襲われ一瞬意識を失う事があったようだ。皆さんバイクで居眠り運転はしないと考えるかも知れないが、バイクでも居眠り運転はしますので、眠くなったら遠慮なく申し出てください。事故ってからでは遅いですから。眠気は15分も横になれば復活するものです。

赤倉温泉で国道47号と別れ尾花沢に向かう。初めて通るこの道の途中には山刀伐トンネルが在り、私は山越えの楽しいワインディングロードを期待していたのだが、それほどの事はなくアッと言う間に過ぎてしまった。

実はこの道、昨年の5th.ツーリングで走る予定にしていた道だったのだが、私の勘違いから通れなかった道なのだ。今回そのリベンジを兼ねて反対方向からこの道を走ったが、期待していたほどのコーナーも無く走り過ぎてしまった。 残念!!


◆大石田 次年子 を目指す

国道13号に出る時予習不足で多少道に迷ってしまったが、結局大石田のセブンエレブンで出て、トイレ&休憩となった。タンクが満タンになっていたのは私だけではなかったようで、U氏もK氏もトイレに駆け込んでいた。

我々が宮城県からわざわざ大石田に来た理由は、昨年8月に初めて訪れた次年子の七兵衛そばを食べる為であった。七兵衛そばは、食べ放題と言うのと、チョッピリ辛い大根の絞り汁で食べる手打そばが売りなのだが、今回我々はFUNKY大食漢王座決定戦を行う為にやって来たのだ。

部落の中の民家を使って七兵衛そばは営業している。しかし、その隣には近代的で立派な蕎麦御殿が建っているところが面白い。休日にこれだけの人が入れば、御殿が建っても不思議ではない。


十年ぶり?位に会った元YSP東北ブロック会長。19名のライダーを引き連れて仙台からやって来たとか。ご苦労さまです。


皆さん日陰を求めて絶妙なポジションに身を置いて順番を待つ。


この位置に来るまで30分は掛かったかな?


休日は昼時この状況が続くようだ。


蕎麦の他に山菜やガッコが付く。
これがまた旨いのだ。


M氏は3杯。これが適量であるようだ。


U氏も3杯。昨年は2杯であったが
今年は1杯上乗せした。


私は頑張って4杯。N氏は昨年と同じ7杯で終了。
バイクでなければあと3杯はいけた?とか・・・。



K氏は5杯に止まった。N氏がFUNKYに参加するまでFUNKYのチャンプであった彼も、N氏の前に敢え無く撃沈する。レベルが違ってました。


一日で切る蕎麦の量は相当なものになるはず。
◆七兵衛そば は大賑わい
コンビニを出て次年子に向かう。昨年通った踏み切りを越え右折する。この道は初めてあったが向かう方向は分かっていたので、適当に道を選んで走って行くと見覚えのある峠に出る。これで七兵衛そばまで迷わず行ける。

七兵衛そばに着いたのが12時半頃で一番混雑している時間なのだろう、車とバイクと人がいっぱいで、バイクを止める場所にも苦労する。昨年と同じ場所に何とか5台のバイクを潜り込ませ、U氏に順番待ちの番号札を取りに行ってもらう。

そうこうしているうちに奧に停まっているバイクの連中と思われる集団が七兵衛そばから出て来た。何の気無しにその人達を見ていたら、その中に見覚えの有る人物を発見する。向うも私の顔を見て、「うぉー・・・ 久しぶりぃー」 。


◆再会

それは仙台のバイク屋さんで、私がYSPをやっていた頃YSP東北ブロック会の会長を務めていた人であった。私も副会長をしていた関係で、彼とはYSPの会議でヤマハの本社にも行った仲で、会うのは7〜8年ぶりであろうか。

彼も19台のバイクを率いて七兵衛そばを食べに来ていて、近くに沢山停まっていたバイクは彼のグループのバイクであった。我々と違ってバイクの殆んどがネイキッドモデルで、何台かのアメリカンモデルも混ざっていた。

19台の先頭を走る彼は、私が向けたカメラに笑顔を残し走り去って行った。私もその昔20台近くの先頭を走った事があったが、全体をコントロールする事など不可能で、私は小グループに分けて各々のグループにリーダーを就けて走っていた。彼らの場合も19台一緒には出て行ってなかったので、何らかの方法をとっているものと考えられる。


◆七兵衛そばには忍耐が必要?

20分位経って順番を見に行くと呼ばれているのは55番、我々の番号59番まであと4番まで来ていた。しかしこの番号が曲者で、1グループに一つの番号だから2人でも10人でも番号は一つでその中身が問題となる。

幸い順番を待っているグループの中に大人数のグループは1グループだけのようで、私は一旦皆さんの所に戻った。皆さんは日差しを避け微妙な位置取りで日影に身を置いて話していた。この時期、頭部に直射日光を浴びると感じる暑さは倍増する。適当な日陰が無かったこの場所で、FUNKYの日影を求め休憩する様はある意味こっけいでもあったが、感心するところでもあった。この者達 「只者ではない。」

休憩している我々の目の前に5〜6台のバイクグループがやって来て、我々のバイクの後ろにバイクを停めた。このままだと我々が出る時そのバイクが邪魔になりそうだったので、一言 言おうかどうか迷っていたら、待ち時間を聞きに行った御仁が帰って来て40分待ちである事を告げる。

それを聞いて彼らは七兵衛そばを食べるのを諦めたようで、バイクを引き出して立ち去って行った。この40分という待ち時間が微妙な時間で、昨年岩手県にある森のそば屋で40分待ちを告げられ、私も食べるのを諦めた事があった。

そして今年も訪れた森のそば屋で20分待ちと告げられた私は20分ならと待つ事を決めたのだが、結局食べられたのは40分以上待った後だった。最初から40分待ちと言われていたら、私は待たずに立ち去っていたと思う。

遠くから訪れている場合昼食の為に30分以上待つには結構勇気要る。しかし、有名な食事処では待つ事が多く、わざわざ遠くからやって来ただけに食べないで帰るのもまた勇気がいる。このへんの判断が難しいのだが、私は時間的に絶対無理な場合を除いて待つ事にしている。


◆七兵衛そばシステム

もうそろそろだろうと考え受付に行って見ると58番が呼ばれていて、早速皆さんを呼び我々も座敷に上がって待つ事にする。しかしこれで直ぐに席に着けるわけではなくまた番号を呼ばれるまで暫く待たされるのだが、ここで待つのはエアコンは効いているし食べている人やそばが運ばれて行く様子を見ていると退屈はしなかった。

座敷では10分位で59番5名様が呼ばれ、左側一番奥の席に案内される。ここでは席に着いても直ぐに蕎麦は出てこない。5分位して先ず三枚の皿に乗った山菜と漬物が運ばれて来て暫く間が空く。

その後、大根の絞り汁が入った器と濃い目のそば汁が入った徳利が運ばれて来るが、蕎麦はまだ出て来ない。これはそば汁を運ぶ人と蕎麦を運ぶ人が分業になっていてそれぞれがリンクしていない為と思われる。

漬物や山菜が無くなり掛けた時、計った様に蕎麦が運ばれて来て初めて蕎麦が食べられるのである。座敷に上がってからここまで20分位の時間が掛かるのだが、そんなに待った気はしないから不思議である。ここまでの流れは、完全にシステム化されており次から次とやって来るお客を処理していくのである。

このシステムのフローチャートは長年の経験から作り出されたものと思われ良く出来ていると思うが、待つ我々としては待たないで食べる方法を考えなければいけない。昼時を避けるのが待ち時間を短くする最善の方法だと考えるが、それにしても休日の場合待たされずに食べられる事はまず無いと考えていた方がいいだろう。


◆FUNKY大食漢王座決定戦

七兵衛そばでは 大人1050円(税込み) 子供840円?(税込み) の料金を払うと何杯そばを食べても良い食い放題システムを取っている。蕎麦を腹いっはい食べたい人には天国の様なお蕎麦屋さんなのだ。

ここで昨年各人が食べたそばの数をおさらいしておこう。私、M氏が3杯、U氏が2杯、N氏が?杯であった。今回が初七兵衛そばのK氏は記録を持っていないが、痩せの大食いとしてFUNKYでは自他共に認められている彼が、どれ位の数を食べるかが注目される。

おばさんがテーブルに5杯の蕎麦を置いていき、幕は切って落とされた。今回の七兵衛そばでの戦いは、デフェンディングチャンピオンN氏を初チャレンジのK氏が超えられるかに注目が集まっていた。

K氏の通常の食事のスタイルは、おかずに平等に手を付けながらゆっくりとしたペースでご飯を食べる方式なのだが、今回食べる物が蕎麦なのでそのゆっくりとしたスタイルで蕎麦をどれだけ食べられるかが注目点だ。

各人一杯目は直ぐに平らげ二杯目に掛かろうとしたが、二杯目が運ばれて来ない。我々が座った場所が、厨房から一番離れた奧の隅で蕎麦を運ぶおばさんがなかなか回って来ないのだ。おばさんに蕎麦を催促して二杯目が運ばれて来たが、我々の食べるペースに運ぶのが間に合わず何回かおばさんを呼んでしまった。

昨年は器ごとに蕎麦の量が違っていて大盛りの器も有ったりして一概に器の数だけで食べた蕎麦の量を測りかねたが、今年は蕎麦の量が比較的一定しており、器の数と食べた量が比例すると考えても良さそうである。

普通のお店なら一個一個の蕎麦の量が違っていたらお客から文句が出るのだろうが、七兵衛そばでは何杯食べてもお代は変わらないので、店では器に蕎麦を盛る時アバウトな盛り方をしている様である。

昨年大盛りの一杯に当たってしまい2杯で終了となったU氏は、今年は順調に杯数を伸ばし三杯を完食して終了となった。M氏も昨年と同じ三杯で終了となったのだが、彼も昨年大盛りを食べてしまった様で同じ三杯でも今年はお腹のキャパシティに余裕が有ったようである。

私も昨年は三杯で終了となったのだが、今年は四杯目に手が伸びたので今年の盛りは昨年と比べ小さかったのかもしれない。

そして残った二人の戦いは続いていた。その戦いは絞り汁のお変わりを頼むほどの過激さで、蕎麦を運ぶおばさんが我々のテーブルに足を運ぶ回数は、他のテーブルに比べ明らかに多かった。

このような客は、七兵衛そばさんに取って一番歓迎されない客のはずなのだが、お二人さんの戦いは続いた。我々は食べた器を積み重ね一人一人証拠写真を撮っていたのだが、おばさんが器を回収して行ってしまい撮影用の器が足りなくなってしまった。昨年はそんなに急いで器を回収していかなかったのに、今年はおばさん達の動きに余裕が無い様に見えた。

我々の隣で女性の二人連れが向かい合って蕎麦を食べていた。ペースは遅いが話しながら結構の量を食べている。結局我々より早く食べ始めて我々が食べ終わってもまだ食べていた。女性の持つポテンシャッルは侮り難いものがある。

そして戦いはまだ続いていたのだが、K氏の箸が五杯目を食べ終えた後置かれる事になって、二人の戦いに決着が付いた。その時N氏は既に6杯目をクリアーしておりN氏のチャンプが決定した。N氏が何杯食べたかはここでは差し控えるが、昨年と同数であった。彼はこの後バイクに乗ると言う事で食べるのを抑えたらしいのだが、我々とは次元が違う話ではある。

このN氏の記録は、FUNKYでは永遠に破られる事は無いと私は確信する。


◆今回は食休みは無し

座敷の中には待っている人達が大勢いて、食べ終えた我々は早々に席を立ち帳場で各人1,050円を支払い外に出る。外にはまだ大勢の人が順番をまっていた。

昨年は食べ過ぎて暫く食休みの時間を取ったのだが、今回は昨年の学習効果があってか各人食べる量をコントーロールをした模様で食休みする事無く次年子を出発、秋田県湯沢市の泥湯温泉を目指す。


◆パトカー発見です

大蔵村に向かっている途中、パトカーが頭をこちらに向けて道路左側に停まっているのが見えた。大したスピードも出ていなかったので私はアクセルを少し戻した程度でその前を通過したのだが、私には3台目以降が遅れる事は分かっていた。

私の予想通りパトカーのずいぶん手前から3台目以降は離れ始め、ミラーでの確認なので正確ではないが100m位は離れたと思われる。私と二番手は当然何事もなくその前を通過し、そのスピードを維持して後続が追いつくのを待った。

パトカーの屋根にはレーダーらしき物が付いていたらしいが、バイクで並んで走っている場合停められる可能性は少ないと思われる。それはレーダーではどちらのバイクのスピードを測定したか決められないからである。もしも停められた場合、自分の速度を測定したと言う証拠を求めるべきで、簡単にサインをしてはいけません。

大蔵村、鮭川、真室川と走って国道13号の金山に出る。そこから国道13号を北上し雄勝トンネルに向かうと、国道と平行して道路工事が行われているのが見えた。国道の改修工事にしては大掛かりな工事で、高速道路でも造っている感じだ。湯沢と新庄を結ぶ自動車専用道路かもしれないが、工事が行われているのはここだけの様だから、全通するのは遠い未来の事になりそうである。

雄勝トンネルを抜け秋田県に戻る。ガソリンが少なくなってきたので院内のGSに入ろうとしたら開いていなかった。次のGSは国道108号に有るはずだが、最悪小安温泉のGSは開いているはずなので、そこまでガソリンが持てば問題は無い。

国道108号のGSも開いておらず秋ノ宮から川原毛地獄に入る所で各自のガソリンの量を確認する。1台既に予備に入っていたが、小安までは持ちそうなのでそのまま川原毛に向かう事にする。

秋ノ宮から川原毛までの道は1.5車線の狭い曲がりくねった道で右に左に忙しい。この道は北海道の津別峠の道に似ていて、今年の北海道で津別峠に行く予定にしているので良い練習になった。

私はこの道を秋ノ宮方から入ったのは今回が初めてで、考えていたより長く感じてしまった。この方向からだと ズーット登りで長く感じてしまうのだろう。川原毛地獄を訪れるのが初めての人もいたので停まって休憩しようと考えていたら、駐車場にスペースが無く今回は諦めた。

午後4時過ぎ泥湯温泉の駐車場に到着、奥山旅館に向かう。

奥山旅館の奥にある駐車場にバイクを止める。


奥山旅館本館の内湯、別館の露天風呂に入れる。


標高が高い事もあるが、山越えの東風が強く
吹いていて温泉から出ると少し寒かった。



温泉上りにラムネを飲むM&K氏。噴出しを恐れ、恐る恐る栓抜きを押したM氏であったが・・・・。 開かない?




◆久しぶりの泥湯温泉
私が泥湯温泉を訪れるのは、2年前の8月高松岳に登山した時以来である。その時は泥湯温泉に車を置いて、歩いて川原毛まで行き山伏岳(1,315m)に登ってから高松岳(1,348m)の山小屋に泊まり、次の日泥湯温泉に戻って来た。その時に入った奥山旅館本館の内湯(混浴)が何とも気持ちが良かった。

混浴といっても殆どの人が外の露天風呂に入るので、私の他は宮城県から来た同年輩の男性一人だったのだが、汗を流した後温泉にゆっくり入り登山の疲れを取ったのを思い出す。

ここの源泉は白濁したお湯と少し茶色がかったお湯の二種類が有るようで、内湯は白濁したお湯、露天は茶系のお湯を使っている様である。

入浴券を外の売店で購入し、今日は本館の向かいに在る露天風呂に入る事にする。ここに入るのは6〜7年ぶりだったが、建物が新しくなっていて以前より脱衣所が狭くなっていた。露天風呂の上に掛かっている屋根も立派になっていて、湯船も新しく作り直されたようだ。しかし温泉が流れ出ている穴の開いた木はそのまま使われたいた。私はこの木を残す意味は無かった思うのだが、どうなんでしょうね。

温泉から出ると高松岳を越えて吹き降ろしてくる東風が冷たく寒い位であった。2年前に高松岳に登った時もこの東風が吹いていて、高松岳山頂部は雲に覆われ何も見えなかったのに、下りて来た泥湯温泉は今日の様に日は差していたが涼しかった。やませが吹く季節、避暑には泥油温泉がお勧めです。

温泉から上がった私は、お約束のアイスを探したのだが売っていなかった。そこで私は、道の脇に流れ出ていた名水を飲んで間に合わせる事にしたのだが、この名水特筆するほどではなかったが普通に美味かったです。出来ればもう少し冷えていれば、より美味しかったかな。

K氏とM氏は、一本150円のラムネを購入して飲んでいた。最近のラムネはプラスティック容器に入った物もあるが、ここのラムネはチャンとガラス製の瓶に入っていて、ガラス球を落とす栓抜きが付属していた。

この手のラムネを開けるのが初めてのM氏、瓶の上に付いていた栓抜きを押す、押す、押す・・・。しかし、噴出す筈のラムネが出なかった。ガラス玉を落とす力も無くなったのかと自分を責めたM氏であったが、K氏の安全装置のスペーサーを外したかと聞かれたM氏 「それって何?」 。

「それが無ければ輸送中に押されて開く事があるでしょ。」 と言うK氏の言葉に、M氏返す言葉がなかった。力が衰えたわけではなかった事を知り、一安心のM氏であった。


◆小安温泉のガソリンスタンド

午後5時過ぎ、泥湯温泉を発ち木地山を通って小安温泉のGSに向かう。FUNKYにはこのGSに思い出があった。それは数年前の10月、オータムツーリングで須川の栗駒山荘に行って帰りだった。

折りしも紅葉見物の車で渋滞していた中、我々は渋滞の車の中で危篤状態になった人に関わる事になった仲間を、小安のGSで待つ事になったのである。お店と一緒になったGSで、我々は1時間以上仲間が来るのをまっていた。結局その日は予定が大きく遅れ高速を使って秋田に帰った事もあって印象に残っているGSなのである。

GSに着くと親父さんが一人出て来て、ガソリンを入れてくれる。私が最初に給油しその後一台づつの給油となり結構時間が掛かった。そこで私は先ほど食べ損ねたアイスを購入し食する事にする。いい歳して温泉の後にアイスを食べないと何となく落ち着かないのである。

K氏&M氏によると今の時期7時頃までは明るいと言う事だが、現在の時刻は5時を回っており明るい内に走れる時間は
2時間も無い事になる。ここから栗駒道路を駆け上がり須川から東成瀬に下って増田、十文字、出羽グリーンロードを使って秋田に帰るとすると、距離は150km以上あると思われた。

これはかなり厳しい時間と距離の関係である。暗い中を走っても楽しくはないから、明るい内に秋田に着くのが目標となった。最後のU氏の給油が終わり直ちに小安を出発する。 


◆154kmの一気走り

小安から栗駒道路に向かう国道398号は、はじめの部分は改修が済んで快適に走れるが、栗駒道路にぶつかる最後の部分がまだ未完成で昔からの狭いままである。FUNKYのコース取りとしては栗駒道路から小安に下って来るの事が多く、今回の様に登って行く事は稀である。

登りの方向で走って行くと下り方向では見えない景色が見え、国道の改修工事が完成に近づいているのが分かった。完成した新しい道を早く楽しみたいものである。

狭い道を抜け栗駒道路に入り、私が先頭でペースを上げる。この時間になると車も少なく快調に走る事が出来た。しかし須川付近まで登ると雲の中に入ってしまい視界がよろしくない。

栗駒山荘の下で国道342号に入り東成瀬岩井川方向に下って行く。視界が悪い為最初は私が先頭で走るが、何だか名水の付近まで来ると視界が開けたので、M氏に先頭を代わってもらい、私は最後尾から着いて行く。

この須川からの下りはM氏の大好物で、彼は解き放たれた矢の如く私の視界から消えていった。それにK氏、N氏と続いたが、M氏を捕えられた者はいなかったようである。

私はU氏の後ろに着いて、彼の走りを見ていた。彼にしたら金魚の糞の様に着いていく私を気になったと思うが、それには訳があった。私は彼と今月北海道に一緒に行く事になっていて、その時彼に二番手を走ってもらおうと考えていたからである。

二番手のポジションは、先頭を走る事もあり状況判断を要求される難しいポジションだが、彼は追い越しの判断、タイミング、ブラインドコーナーの入り方、坂の頂上付近の走り方等全く問題無かった。北海道では宜しくお願い致します。

山を下り川沿いの道を走っていたらスローダウンしたN氏の大きな後姿が見えて来る。我々をミラーで確認したのだろう、N氏はペースを上げて走り始める。後から聞いた話だと前の2台と離れてしまった彼は、知らない道の為不安になり我々が来るのを待っていたらしい。

岩井川で再び私が先頭になり十文字に向かう。ここまで来ると車が多くなり我々は車の後ろに着いて走っていた。その時睡魔に襲われた御仁がいたらしい。我々は既に500km近く走っており疲れが出ても不思議ではないが、疲れない為の方策としてはツーリングの前日までのコンディション作りをシッカリする事が大切である。前日までシッカリ体調を整えてツーリング参加する事が、眠気が起きない最も有効な対策となのだ。

予定では十文字から三つ森山を越え東由利の道の駅に出る事にしていたが、7時頃まで秋田に到着するためには三つ森山を回っている余裕は我々には無かった。私は三つ森山をキャンセルし出羽グリーンロードで秋田を目指す事を決断する。

それは正に走れメロス状態で、日が沈む前に秋田に帰り着かなければ暗闇を移動するだけになってしまい、走っても楽しくなくなってしまう。我々は日が沈むまでの少ない時間を楽しむ為、先を急いだ。

皆さん、お疲れさんでした。


切れたお二人さん。
◆切れまくりのラストスパート
大森からグリーンロードを使って南外に出る。今朝も通った直線でGSX−Rは今日の最高速を記録する。国道105号から大沢郷、小種と私が先頭で走り、その先でM氏に先頭を任せる。

この道を熟知しているM氏は、切れた走りで先頭で引っ張る。そのM氏に負けず劣らず切れていたのがK氏で、彼独特の低いライディングフォームでK氏はM氏をピタリとマークし、離される事無く国道13号に出る手前まで来た。

これはM氏から聞いた話だが、上り坂のピークを過ぎればもう13号に下りだけと言う所でM氏がアクセルを一瞬戻しピークの先を探ったその瞬間、M氏の右側をアクセル全開のK氏が追い抜いて行ったと言う。

その時M氏は、此処まで来て其処までしなくてもと思ったそうだが、K氏としてはM氏の一瞬の隙を突いた快心の走りであったのだろうと思われる。

皆さんは13号に出た所で最後尾の私を待っていた。そこで私が再び先頭になり13号に左折、直ぐ先の信号を右折し大張野方面に向かう。ここで私はK氏を先頭に出して再び最後尾に下がった。

ここから横山金足線までの皆さんの走りは、本日最高のレベルの切れ具合であったらしい。(私がその状況を見ていたのは最初の部分だけで、その後の多くの状況を私は目にしていない。)

先とは逆にK氏の後ろをM氏が走るその姿は、後ろから見ていて見蕩れてしまうほどの美しさで、そして速かった。

いつもなら停まって待っている場所に彼らの姿は無く、私は店に着くまで単独走行になってしまった。他人の事など頭に無く皆さん走りだけに集中していたようである。私が店に着いたのは7時を回り薄暗くなり始めた頃であった。

小安を出てから一度も休憩を取らず秋田まで一気に走ってしまった我々だったが、走り切ったと言う達成感と集中した走りが出来たと言う充実感で、皆さんアドレナリン出っ放しの状態がが暫く続き、話が弾んだ。

◆中身の濃い570km

今日のツーリングでは、秋田、岩手、宮城、山形の四県を周り570km走った。天候も色々体験し、美味しい団子を食べ、お腹いっぱい蕎麦を食べ、温泉を楽しみ、そして集中した走りが出来た充実したツーリングだった。最近のツーリングの中でも特筆ものの楽しくそして中身の濃いツーリングでありました。


例年だとこの後のFUNKYツーリングは8月末まで少し間隔が空くのですが、今年は7月にプチ北海道が控えている。それではプチ北海道のレポートでまたお会いしましょう。


2005 FUNKY 4th.Touring





                                  Report By Ryuta