後生掛温泉 秋田県鹿角市八幡平字熊沢国有林内
TEL 0186−31−2222(湯治部)
地 図

 八幡平アスピーデライン秋田県側の中ほど標高1000mの地点に後生掛温泉はあり、玉川温泉と並んで八幡平を代表する温泉の一つである。温泉の奧には、あちこちから噴気が上がっていて八幡平の火山活動が見られる後生掛自然研究路が造られている。

 後生掛温泉は、旅館部と湯治部に分かれていて、大浴場への日帰り入浴は湯治部(旅館部の下にある。)のフロントに入浴料大人400円を払ってから入る。

 ここの駐車場はいつも車が溢れているが、バイクは下の湯治部の前に停めるスペースが少しあります。

 ●後生掛温泉の泉質は
   ・酸性単純硫黄泉(旧泉質名 酸性硫化水素泉)
    
緑礬泉 緑礬(りょくばん)とは天然に産出する硫酸鉄FeSO4の俗称で、淡緑色の結晶である。>
   ・PH 2.9  強酸性
   ・泉温は95.0℃の熱湯で、後生掛温泉では温度を下げた後、
    水で温度を微調整して湯船に入れているようだ。

 温泉の色は、
緑礬が含まれているからだろう薄く緑かかった薄茶色で鉄分が含まれているのが分かる。お湯の感じは肌に柔らかく良く温まる感じで、温泉を飲んでみたら何とも表現しようもない味をしていた。あの味は緑礬(硫酸鉄)の味だったのかもしれない。

 ここでは木箱から首だけ出してあたたまる「箱蒸し風呂」、気泡が肌を美しくする「火山風呂」、全身湿布作用で美肌効果のある「泥風呂」、全身が温まる「神経痛の湯」、自然の蒸気を利用した「サウナ風呂」、マッサージ効果抜群の「打たせ湯」(滝湯)、「露天風呂」の7つの温泉浴が楽しめる。

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