森
吉
山
山
頂
2001 FUNKY 5th. ツーリングレポート
2001年 9月 2日(日
)
太平湖・十和田樹海ライン・七時雨・八幡平樹海ライン・玉川ダム・刈和野・強首・出羽グリーンロード
集合時間am6:00少し前に今回初参加のZX−12RのK氏が登場し全員集合。K氏にガソリンの量を聞くとタンクの半分しか入っていないとのこと。ツーリング参加の場合、給油タイミングを合わせるため満タンでの参加が原則であるため、私のセローからガソリンを抜いてZX-12Rを満タンにしてam6:10出発する。
先日横山・金足線が
さとみ温泉
手前まで開通したので今回から横山・金足線経由で添川に向かう。この道は開通してから初めて通ったが手形山から見る秋田市内の景色が素晴らしい。学生の頃こっそり手形山でモトクロスの練習したが、その頃手形山に道路が走ろうとは想像もしなかった。新しく開通した道の終点の一時停止手前の白線に後輪タイヤがのった瞬間後輪がスリップする。すっかりTZR250RのタイヤがおNEWである事を忘れていた。これ以降タイヤが一皮剥けるまで注意して走る事にするが、NEWタイヤであることを忘れままコーナーに突っ込んでいたらしっかり転倒していたかもしれない。桑原、桑原
!!
添川、上新城、下新城、黒川から農免道路を通って五城目の先の国道285号に出る。ここでトリップメーターがゼロに戻していなかったことに気付きゼロにするが今までいくら走ったか定かでなくなってしまった。この事が後になってある事件の一つの原因になろうとは知る由も無い。予定通り上小阿仁の道の駅で休憩する。
国道285号上小阿仁付近は晴れた日の朝は霧が出る事が多く、今日も我々は霧に包まれていた。
今日の参加メンバーは、初参加ZX-12RのK氏、すっかり寝坊癖を克服したR6のH氏、最近親父になったR1のP氏、今回新しいブレーキパッドをテスト中の750SPのM氏、そしてお騒がせTZR250Rに乗る私の5台でのツーリングとなった。
上小阿仁の道に駅から国道105号阿仁前田に抜ける道はソコソコ高速のコーナーが続くが、初参加の12Rの走りを見るためTZRの後ろに12Rを従えて走る。危なげなくついて12RはTZRの先導では物足りなさそうであるが致し方ない。この12Rは結構走れると診た。一人で走らせても危険ではあまりなさそうである。
国道105号を横切って太平湖に向かう。ここでは森吉ダムの工事が盛んに行われており、路面に土が落ちている所が多く気を使う。後半の森吉山荘近くは路面もきれいでペースも上がるがTZRではたかが知れている。コーナーを楽しみながら走り森吉山荘前で我々を待っていた先行3台と共に太平湖のグリーンハウスに向かう。森吉山麓高原への分岐を過ぎると道は狭く急勾配へと変わる。クマゲラエコーラインという洒落た名前が付けられたこの道は、全舗装ではあるが太平湖を通って比内町の大葛まで狭く曲がりくねった道が続く。
am7:40太平湖グリーンハウスに到着し休憩。駐車場には車は無く、グリーンハウスもまだ開いていない。駐車場からは森吉山がハッキリと見え爽やかな朝だ。昨晩雨が降ったようで水溜りが残っている。ここは何回となく訪れていたが森吉山をジックリと見たことがなかった。昨年森吉山に登ったことから位置関係などがよく分かり見入ってしまう。登ったことのある山を見るのはいろんな事が思い出されて楽しいものだ。
小又峡に行く遊覧船の乗り場は写真の看板の間から10分位下った湖面にある。(乗船券はグリーンハウスで購入する。)
グリーンハウスを出発して鹿角市花輪を目指す。大葛までの道はリッターバイクには疲れそうなコマイ道であるが、いつもとは逆方向の今日の方が走りやすく短く感じる。
大葛から一山越えて鹿角のに抜け花輪に出る。花輪の信号で止まった時ZX-12Rが寄って来て樹海ラインの前にガソリンを入れたいとのご要望であった。いくら大食いのZX−12Rであっても20Lタンクで200kmは走ると考えそのまま行くことを告げたのであったが・・・・。
花輪から大湯環状列石の前を通過して信号を左折し小坂に向かう。小坂市街少し手前のバイパス入口にあるGSを横目で見ながら通過してほどなく、突然後ろでホーンが鳴る。ミラーで後ろを確認すると後ろの2台の姿が見えない。直ぐにバイクを左の路肩に止めて後続を待つ。
私はサイドスタンド出して停止。2番手750SPはそのまま足を出したまま停止。3番手ZX−12Rは歩道の縁石に足を乗せようと左足を出す。振り返った私の目の前でそれは起こった。それはスローモーションビデオを見ているかの様に、ゆっくりと巨体を横たえていく12Rの姿。もったいなさそうに12Rを地面に置くK氏。K氏曰く、縁石に足を置くつもりで足を出したが足がとどかず空振り。傾き始めていた12Rの動きを止められずゆっくりと置くのが精一杯であったと言う。急いで横に回って12Rを起こそうとするK氏。しかし12Rの巨体は重く容易には持ち上がらず駆けつけた私のアシストでようやく立ち上がった。
立ちゴケによるダメージは左側のサイドカウルとミラーに付いた擦り傷、K氏はZX−12Rの特徴であるサイドカウルに付いているスタビライザーウイング(この名称が正しいかどうかは不明)が縁石との空間に入ったためか無事であったのを喜んでいた。通常このウイングは転倒すれば確実に失われると思われる。
ついでにガソリンの量を確認しようとタンクキャップを開けて中を覗き込むが底が見えない。揺らしてもポチャ・ポチャ音もしない。それもそのはずZX−12Rのガソリンタンクはシートの下にありタンクキャップ穴からは何の情報も得られないのである。現代のバイクには今までの常識は通用しない事を痛感する。
そこに立ちゴケの原因を作ったR1のP氏が登場する。遅れた原因は鼻が垂れてきたため我慢出来ずにバイクを止め、箱ティッシュを取り出し鼻をかんだためと判明。この男、鼻炎の持病があるためツーリングには常に箱でティッシュを持ち歩く。鼻が垂れてZX−12Rのカウルに傷が付いたということで一件落着した?
小坂から十和田樹海ラインに入り七滝前の
ドライブイン
(最近この名称も死語となりつつある)で休憩を取りこれからの走りのために各自体調を整える。
Report By Ryuta
七
滝
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