湯ノ沢温泉 日勝館      秋田県雄勝郡雄勝町
地 図





 湯ノ沢温泉への入口は院内の国道13号と国道108号が交わる所から少し秋田側に寄った所に在り左の写真の看板が目印となる。ここから舗装はされているが狭く大分痛んだ道を少し走ると湯ノ沢温泉は橋を挟んで建っている。





























  この温泉の特徴は、PH9を越えるアルカリ性にあるとのことで、飲んでみたが体に良さそうな?味ではあった。温泉は緑のホースの付いた蛇口からいつでも飲めるようになっていて、お客さんの多くは大量のペットボトルを持参して温泉を持ち帰っている。













































 ここの浴室はこじんまりとしていて10人も入れば目一杯状態であるが、木で造られた浴室と湯船は感じが良い。温泉の泉温は源泉が39.0℃でお風呂もそのままの39℃で使用されているとの事で温い温泉であった。しかしこの39℃の温い温度が何ともいえない温度で、この温泉の最大の特徴であった。

 温度が温いため体なかなか温まらずお湯から上がる気にならず結局長湯になってしまう。しかし長く温泉に入っていることにより体の心まで温まって血行が行くなり湯冷めはし難いのである。

 この温泉は5月に開業して10月で営業を終了する。その訳は温泉の泉温に有るのではないだろうか。気温が下がると泉温も下がり入浴に適さない泉温になってしまうのではないかと思う。そのため寒い時期の営業はしないと推量するがどうなんでしょう。

 谷間にへばり付くように立っている日勝館は、露天風呂は無いがひなびた温泉の典型の様な温泉で、ゆっくりと温泉に浸かりたい人にはお勧めの温泉である。

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