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 September 2015  Hokkaido Part 32 Touring
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 TOURING COURSE




2015 FUNKY IN HOKKAIDO Part32 へ 

今回の北海道は雨で始まった。しかもその雨が半端でなかった。これまで雨具を着て秋田港のフェリー乗り場に向かった事は何回か有ったのだが、フェい―乗り場に着くと雨は上がり外で乗船時間になるのを待ったものだった。

 しかし、今回は土砂降りの雨は止まず我々はバイクを置いてフェリーターミナル内に雨宿り、中で乗船案内が有るまで待つ事になった。その為、いつもの乗船待ちの写真は撮る事は出来ませんでした。

 今回の北海道ツーリング参加者は私も含め3名。バイクは、GSX-R1000 K5/GSX-R750 K9/CBR1100XX'97 の3台である。何れのメンバーも昨年のFUNKY北海道に参加したメンバーで、昨年のリベンジ(昨年観れなかった所を再訪する)を果すべく張り切っていたのだが、出だしから雨で出鼻を挫かれた格好である。

 今回の北海道ツーリングは、9月のシルバーウィークを利用して行われる為各地で大混雑が予想されたのだが、今日のフェリー乗り場には関東ナンバーも並んでいて今まで見た事が無い台数のバイクが乗船を待っていた。

 乗船時間になり我々は乗船を始めたのだが、私はいつもと違う場所にバイクを停めるよう指示され少し戸惑ってしまった。車両甲板には多くのバイクが停められており、その為にいつもと違う場所を指示されたようだ。

 新潟から載って来たバイクが壁際にズッーと奥まで続いていて、その数はいつもの倍以上有るように見えた。いつもは車を載せているスペースにもバイクが並んでいて、フェリー会社は車を減らしてバイクを載せたようである。

 私はこのフェリーの予約状況を頻繁にチェックしていたのだが、シルバーウィークとあって結構前から予約が満杯になっていた。しかしある時期から満杯になったり空きが出来たりを繰り返していて、これは車とバイクの予約状況を見ながらフェリー会社が車のスペースをバイクにふり向けた(キャンセルが出た為も当然あると思うが・・・)可能性も有る。

 それはフェリー会社として賢し選択と思われる。車1台分のスペースにバイク3〜4台は置けそうだから、単位面積当たりの収益はバイクを乗せた方が上がる・・・? つまり何を言いたいかというと、シルバーウィーク等でバイクの予約が早目に満杯になっても、こまめに空きをチェックしていたらまた空きが出る可能性が高という事なのであります。

 近年北海道に向かうバイクの数が以前より増えたように感じる私だが、船内で見るライダーはリターンライダー等の高年齢層が中心で、バイクを生業している私としては将来が少し心配ではある。若年層も徐々には増えているように感じるが、私としては10年・20年後のバイク業界の事を心配してしまいますね。

 もっとも私の場合10年先にバイク業界にいるとは思えず余計な心配なのだが、最近の大型バイク事故の増加等をみても、このバイクブーム?を単なるブームに終わらせない為にも、メーカーを含めバイク業界は、日本の社会にバイクを根付かせる何らかの仕掛けを考える時期に来ているように思いますね。

 車は社会に絶対必要なものだがら商売だけを考えていても良いとは思うが、バイクに乗るのは趣味が中心(日本の場合だが・・・)だから、人に乗りたいと思わせる何かがなければ消滅していく運命にあり、何らかの動機づけがなければ人はバイクから離れて行くと思いますね。

 バイクがヨーロッパような立ち位置(バイクが社会の中でしっかり認知されている)になれたらと私は考えているのだが、歴史が違いますので日本ではそうなる事はないのでしょうね・・・?




フェリーの中から岸壁の様子を撮影。  雨で遠くが霞んでします。




いつもと違う席に陣取ったBINGO大会だったが・・・

 我々は客室にスペースを確保、夕方PM5:20の下船時間までのルーティーンに入る。これらの予定は、BINGO大会、シネマ観賞、昼食、昼寝、下船となるのだが、私は昨年3等賞(ソフトドリンク)に終わったBINGO大会のリベンジ(1等賞を獲得して豪華な昼食を食べる)を心に誓っていた。

 時間になって我々は1階上のBINGO大会会場に向かったのだが、会場に到着してみると例年より多くの人々が会場に詰め掛けていて、我々がいつも座る指定席?が埋まっていた。

 我々にとってその席は賞品獲得率100%の縁起の良い席だったのだが、今回は違う席に座る事になってしまい悪い予感が・・・!

 そして始まったBINGO大会の結果は・・・・  下の写真をご覧下さい。




我々の戦いの結果   惨敗でした!



 上のNo.3809のカードが私のカードである。早目にリーチが掛かり1等賞目前まで行ったのだが、最後の詰めが甘く少年に1等賞を奪取されてしまった。その後リーチが3つになったものの結局賞品獲得はならず、他のメンバーも全滅で今回のBINGO大会は当り無しの惨敗でした。

 我々はガックリと肩を落としつつ?次のルーティーン映画鑑賞の為、上の階のシネマシアターに向かうのであった。

 今回の映画はトム・クルーズ主演のオール・ユー・ニード・イズ・キル、死ぬと死ぬ前の時点に戻ってしまう戦士のお話で、聞いたらゲームのリセットボタンを題材にした映画との事でした。

 人生にリセットボタンが有れば誰も苦労はしないと思ったのだが、有ったら有ったでそれもまた大変である事が分かり、複雑な気持ちになった映画でしたね・・・。


私の定番カレーで昼食

 シネマシアターからレストランに移動した我々はレストランが開く12時を待って1番で入場、私は定番のカレーを持ってテーブルに着く。

 他のメンバーは、豚丼やスープカレーを食べていたが、スープカレーが美味しそうだったので次回はスープカレーにしようかな・・・。

 昼食後、客室に戻ってお昼寝タイムとなったのだが、寝たような目をつぶっていただけの様な状況でしたね・・・。

 今日は浜厚真から穂別まで走るだけなのでどうという事もないのだが、北海道も雨のようで夜間の雨中走行になる為モチベーションは上がらない。



北海道も雨、皆さん雨具を着込んで完全装備で下船を待つ。



 フェリーは定刻に苫小牧東港に接岸、我々は雨が降る北海道の地に降り立つ。フェリーターミナルを出て国道235号に出た所の信号で、フェリーから降りた車両で渋滞が起きていた。我々は信号を何回か待たされた後、右折して鵡川へ向かう。

 殆どの車両が直進(高速に上がる?)か左折(苫小牧方面)し、右折して鵡川方面に向かう車両は少ない。国道から道道74号に左折し内陸に向かうと雨が強くなり、陽も暮れて辺りは暗くなり先頭を走る私は周りが良く見えず緊張した走りが続く。

 路面には水溜りも出来ていて気を使ったのだが、鵡川⇒穂別間を雨で走るのは幾度も経験しておりそんなに苦ではなかった。それにしても 鵡川⇒穂別間 を走る時、雨が多いのは何故なんだろう?

 私のこれまでの印象では、半分は雨だったような気がしますね・・・?


結構な雨が降る中、宿の向かいに在るお店へ買い出しに。


 雨の中何とか無事に穂別の民宿ポレポーレに到着する。結局今日は走っている間中、全て雨でした。荷物をバイクから降ろし濡れた雨具を脱いだのだが、濡れた雨具の置き場所に困ってしまう。

 今回はある程度水を切ってから部屋で乾かす事にしたのだが、これだから雨は嫌いだ。

 我々は着替えて向かいのお店に買い出しに行く。店内に入ると、いつものオバサンが出て来て1年ぶりのご挨拶。我々もお馴染みさんになってしまいました。

 宿に戻っった我々は、風呂に入って暖まった後夕食をいただく事にする。


今回の北海道が楽しいものになるよう乾杯!!
 先ずは買って来たビールで乾杯、私は明日からの北海道ツーリングが楽しいものになり無事に秋田に帰れるように願うのであった。

 夕食はジンギスカンを希望していたのだが、今回は違っておりました。お母さんは事前に言ってもらえればジンギスカンにすると言ってくれましたので、次回は事前に確認の電話を入れる事にします。

 今回の北海道のツーリングコースは下に示すが、明日の予定は夕張から芦別・深川・沼田・小平ダム・霧立峠・添牛内・朱鞠内・母子里・美深・音威子府・知駒・浜頓別・宗谷岬・稚内・抜海 ばっかす泊となっている。

 結構距離が有るので是非雨は上がってもらいたいのだが、天気予報を見ると全てドライで走るのは難しそうではある。

 明日のコンディションを整える為早めに床に就いた私だったが、興奮してなかなか寝付かれませんでしたね・・・




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by Ryuta
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